Java版1.19.3 スナップショット『22w46a』新しいコマンドを追加 他

今回はマインクラフト公式から配信されたver1.19.3用スナップショット(22w46a)の紹介をしていきたいと思います。

バグの修正は省略します。

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22w46aの内容

スナップショット[22w46a]では、新しいコマンドが追加された他、設定に新しい項目が追加されました。また、既存要素の仕様が複数変更されています。

新しく追加されたコマンド

コマンド「/fillbiome」が新しく追加されました。

指定した領域のバイオームを変更することができます。

ただし、バイオームはブロック単位で保存されないため、指定した領域が正確に反映されない場合があります。

構文: /fillbiome [<from>] [<to>] [<biome>]

from: 変更する領域(対角線A)を指定します。

to: 変更する領域(対角線B)を指定します。

biome: 設定するバイオーム

設定に新しいオプションを追加

「telemetry data collection」画面が新しく追加されました。

送信されるデータの種類に関する情報が表示されます。

送信するデータのレベルを “Minimal(最小) ““All(すべて) “ から選択できます。

Minimalは必要なデータのみを送信します。

Allは必要なデータだけでなく、オプションのデータも送信します。

デフォルトは “Minimal(最小) “ に設定されています。

ロギング

クライアントから送信されたすべての遠隔測定イベントは、ディスクに記録されるようになりました。

古いログファイルは7日後に削除されます。

これらのログファイルは、ディレクトリ「logs/telemetry」に保存されます。

「telemetry data collection」画面の「Open My Data」ボタンから、このディレクトリを開くことができます。

エンダーマン・スケルトン・ウィザーに関する変更

ポータルを利用したMobトラップの効率を下げるため、ネザーでのスポーンレベルが11以下から7以下に変更されました。

また、エンダーマンが手に持ったブロックは、倒された際にルートテーブルを使用してドロップを生成するようになりました。

クリエイティブインベントリタブの関する変更

「レッドストーン」タブが並び替えられました。

「道具と実用品」タブのトロッコの横にレールが新しく追加されました。

リソースパック(翻訳)

ロードのパフォーマンスを向上させるため、ブロックとアイテムのテクスチャは、ブロックとアイテムのモデルによって処理される前にロードされるようになりました。

デフォルトでは、textures/item と textures/block ディレクトリにないテクスチャは自動認識されなくなり、ロードに失敗します。

アトラスに含まれる画像を制御するための設定ファイルを、新しいディレクトリ「atlases」に置くことができるようになりました。

このディレクトリには、アトラスを設定するための以下のJSONエントリが含まれています。

blocks: ブロックとアイテムモデルで使用されるテクスチャ

banner_patterns, beds, chests, shield_patterns, shulker_boxes, signs: いくつかの特殊ケースモデルをレンダリングするために使用されます

mob_effects: UIのエフェクトアイコンに使用されるテクスチャ

paintings: 絵画に使用されるテクスチャ

particles: パーティクルに使用されるテクスチャ(ディレクトリ「particles」内のファイルのtexturesフィールドで参照されます)

複数のパックがこれらのファイルを含んでいる場合、パック内での順序によってマージされます(データパックのタグと同じ)。

これらのファイルの内部には、sources と呼ばれる単一のリストを持つ JSON オブジェクトがあります。
sourcesの各エントリーは、ロード中に定義順に実行され、テクスチャリストに新しいファイルを追加または削除して、後でブロックモデルやパーティクルなどから参照されるようになります。

ソースの種類

directory: ディレクトリとそのサブディレクトリにあるすべてのファイルを、すべてのネームスペースに渡ってリストアップします

source: リストアップされる pack 内のディレクトリ (textures ディレクトリからの相対パス)

prefix: ロード時にスプライト名に付加される文字列です

single: ファイルを1つ追加します

resource:パック内のリソースの場所(texturesディレクトリからの相対パス、拡張子は.png)。

sprite:スプライト名(オプション,デフォルトはresource)

filter: 指定されたパターンに一致するスプライトを削除します

namespace・path: 削除するIDのパターン(正規表現、regex)(すでにリストにあるエントリに対してのみ機能)

unstitch: 他の画像から矩形領域をコピーします

resource: パック内のリソースの位置 (テクスチャディレクトリからの相対パス、拡張子は .png)

divisor_x, divisor_y: リージョンが使用する単位を決定するために使用されます

regions: ソース画像からコピーする領域のリスト

sprite: スプライトの名前

x・y: 領域の左上隅の座標

width, height: 領域の大きさ
xなどの値は、除数で割って実画像の座標に変換して、さらに実画像の大きさを掛けます


パックに assets/test/textures/fancy/iridium.png というファイルがあり、ソースが{“type”: “directory”, “source”: “fancy”, “prefix”: “custom/”}の場合、テクスチャは 「test:custom/iridium」としてモデルで利用可能になります。

データの遠隔収集

イベント「WorldUnloaded」が新しく追加され、クライアントのJavaバージョンが「WorldUnloaded」から削除されました。

これらは必須イベントです。

データには、ゲームモード、クライアントまたはサーバーのModの使用状態、ゲームのバージョンが含まれます。

ワールドのセッション時間(秒とティック)がどのくらい続いたかを計算するために使用できます。

WorldLoadedのデータはワールドが起動された際、WorldUnloadedのデータはワールドを終了シアタ際(タイトル画面を戻る、サーバーから切断される)に送信されます。

2つの新しいオプションイベントが追加されました。

PerformanceMetrics

データには、フレームレート、描画のパフォーマンス、メモリ使用量、オペレーティングシステム、クライアントとサーバーのModの使用状態が含まれます。

ゲームバージョンと組み合わせることで、新しいバージョンの Minecraft のパフォーマンスを比較するために使用できます。

WorldLoadTimes(ワールドの読み込み時間)

データには、ワールドの読み込みにかかった総時間(ミリ秒)、新規ワールドの有無、ゲームバージョンとプラットフォームの詳細が含まれます。

新機能の追加や大きな技術的変更を行った場合に、ロード時間に何が影響するかを示すことができます。

翻訳ファイル

翻訳ファイルと「pack.mcmeta」の非ASCII文字がエスケープシーケンスを使用する代わりに、UTF-8でエンコードされるようになりました。

コマンドフォーマット

コマンド「/execute」でバイオームの条件を指定できるようになりました。

構文 /execute if|unless biome [<pos>] [<biome>]

実験的追加要素の内容

データパック「update_1_20」で既存要素が複数変更されています。

竹ブロックと表皮を剥いだ竹ブロックのテクスチャを一部変更

竹ブロック表皮を剥いだ竹ブロックの上面のテクスチャが変更されました。

竹の板材のテクスチャを一部変更

竹の板材が他の板材と同じになるようにテクスチャが変更されました。

模様入りの本棚

特定のスロットにカーソルを合わせることで、どのスロットからでも本を追加したり削除したりできるようになりました。

ピグリンの頭

ピグリンは、帯電クリーパーに倒されると、ピグリンの頭をドロップするようになりました。

ピグリンの頭は、レッドストーンで動かされたときや、プレイヤーが歩いているときに装着すると耳が動きます。

音符ブロック

モブの頭を音符ブロックの上に設置して動力を加えると、そのモブのサウンドが再生するようになりました。

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