今回は、特殊なコンパスでバイオームの位置を教えてくれるMod『Nature’s Compass』の紹介をしていきたいと思います。
ダウンロード | Natures Compass |
『Nature’s Compass』を導入するには前提ModであるForge(またはFabric)が必要です。
目次
『Nature’s Compass』の紹介
『Nature’s Compass』を導入すると、バイオームを検索するための「専用GUI」と、指定したバイオームの方向を示す「自然のコンパス 」が追加されます。
『自然のコンパス』のレシピ
「自然のコンパス」は、コンパス1個・各原木(または各樹皮を剥いだ原木/各樹皮を剥いだ木/各木)4個・苗木(またはマングローブの芽/ツツジ/開花したツツジ)4個で作成できます。
『Nature’s Compass』の使い方
「自然のコンパス」を手に持って右クリックすると
専用のGUIが開きます。
GUIの見方
① | 検索する |
② | 情報 |
③ | 並び替え |
④ | テレポート |
①検索する
検索フォームに、例として砂漠と入力すると、バイオームリストから砂漠がピックアップされます。
バイオームは、「バイオームリスト」から直接選択することもできます。
砂漠を選択して
「検索する」をクリックすると
ゲーム画面の左上に砂漠の情報が表示され、コンパスの針が砂漠の方向を示します。
バイオームの情報とそのバイオームを示したコンパスの状態は、SHIFT+右クリックで解除できます。
また、何も検索していないコンパスの針は、ワールドスポーン地点を示します。
「自然のコンパス」は、すべてのディメンションで利用できます。
②情報
バイオームを選択(クリックする)した状態で「情報」をクリックすると
選択したバイオームの基本情報が表示されます。
③並び替え
並び替えには、/名前/ソース/タグ/降水量/気温/の5つの項目があり、選択した項目の順番に並び替えられます。
例として気温を選択すると、気温の低いバイオーム順に並び替えられます。
ソースは、バニラのバイオームのソースがすべて “Minecraft” なので、選択する意味はありません。
試してはいませんが、「Nature’s Compass」に対応したバイオーム系Modを導入すると並び替えができると思います。
④テレポート
バイオームを選択した状態で
GUI画面を開き、「テレポート」をクリックすると
選択したバイオームにテレポートできます。
コンフィグ設定について
『Nature’s Compass』はゲーム内にコンフィグ設定がないので、TOML(設定ファイル)から直接設定する必要があります。
コンフィグ設定1:naturescompass-client
①
Nature’s Compassの情報をチャットウィンドウが開いている間も表示するかどうか。
デフォルト=true
falseに設定すると、チャットウィンドウが開いている間は「Nature’s Compass」の情報が表示されなくなります。
②
バイオーム名に足りないスペースを修正します。
デフォルト=true
例:ForestHillsは、Forest Hillsに修正されます。
③
ゲーム画面に表示されるバイオーム情報の上下の位置を0~50の範囲で設定します。
デフォルト=1
7に設定するとバイオーム情報が左端の中心に表示されます。
④
ゲーム画面に表示されるバイオーム情報を左右どちらに表示するかを設定します。
デフォルト=LEFT
RIGHTに設定するとバイオーム情報が右に表示されます。
コンフィグ設定2:naturescompass-common
① | クリエイティブモード/チートの許可:オン/oppedで、選択したバイオームにテレポートすることを許可する。 | デフォルト=true |
② | コンパスの指し示す方向に依存するのではなく、ゲーム画面上で座標と距離を表示する。 | デフォルト=true |
③ | この値を上げると検索精度が向上します。 ただ、より多くのリソースを必要とする可能性があります。 | 範囲 0 ~ 1000000 デフォルト=2500 |
④ | この値を下げると検索精度が向上します。 ただ、より多くのリソースを必要とする可能性があります。 | 範囲 0 ~ 1000000 デフォルト=16 |
⑤ | コンパスが検索できないバイオームを指定できます。 ワイルドカード文字の*は任意の数の文字を、?は1つの文字を囲うことでバイオームを指定できます。 | 例:”minecraft:*ocean*” **の間に何も文字を入れずに指定すると全てのバイオームが除外されます。 |
⑥ | バイオームを検索する際の最大サンプル数。 | 範囲 0 ~ 1000000 デフォルト=50000 |
①のテレポートの設定について
falseに設定すると、クリエイティブモード/チートの許可:オン/oppedで、「テレポート」のボタンがGUI画面に表示されなくなり、テレポートが使用できなくなります。
②のバイオーム情報の設定について
falseに設定すると、座標と距離がゲーム画面に表示されなくなります。
⑤のbiomeBlacklistの設定について
biomeBlacklist の[]に、例えば バイオームIDの “minecraft:*ocean*” と入力すると
バイオームリストから海洋系のバイオームを一括除外できます。
例えば、海洋バイオームのぬるい海だけ除外したい場合は、“*lukewarm_ocean*”と入力します。
ただし、バイオームIDにlukewarmが含まれるぬるい深海(deep_lukewarm_ocean)も一緒に除外されてしまいます。
また、?は例が記載されていないので使用方法が分かりません。
試しに1つの文字を?で囲ってみましたが特に何も除外されませんでした。
逆に1つの文字を*で囲うと指定した1文字が含まれるバイオームがすべて除外されました。
まとめ
『Nature’s Compass』は、、指定したバイオームをコンパスの針で方向を示してくれるだけでなく、バイオームまでの距離や座標も教えてくれる便利なModです。
また、テレポート機能もあるので、すぐに指定したバイオームまで移動したい人にもおすすめです。
以上むらっちゃでした。