今回はマインクラフト公式から配信されたver1.19用スナップショット(22w14a)の紹介をしていきたいと思います。
目次
22w14aの内容
スナップショット[22w14a]では、新バイオーム「マングローブの沼地」や新アイテム「Recovery Compass」など新要素が多数追加された他、既存要素の仕様がいくつか変更されています。
マングローブの沼地
バイオームに「マングローブの沼地」が新しく追加されました。
「マングローブの沼地」は、ジャングルや砂漠に隣接する温暖な地域に生成されます。
マングローブのむかごから成長する新しい木「マングローブ」が自然生成されます。
地面は泥の層で覆われて
“温帯種のカエル” がスポーンします。
また、マングローブの木にミツバチの巣を生成される可能性があります。
Echo Shard
Echo Shardが新しく追加されました。
古代都市のチェストからのみ入手できます。
新しく追加されたRecovery Compassを作成する際に使用します。
Recovery Compass
Recovery Compassが新しく追加されました。
プレイヤーが最後にゲームオーバーになった場所を指し示すことができる新しいタイプのコンパスです。
また、プレイヤーがゲームオーバーになった場所と同じ次元にいない場合は、針がランダムで回転します。
Echo Shard8個とコンパス1個で作成できます。
泥に新しい性質を追加
泥を鍾乳石を設置したブロックの上に置くと粘土に変わるようになりました。
新しい進捗
新しい進捗が2つ追加されました。
Birthday Song
アレイが音符ブロックにケーキを落とす。
You Got a Friend in Me
アレイがアイテムを届けてくれる。
進捗トリガー「item_delivered_to_player」が新しく追加されました。
アレイがプレイヤーにアイテムを届けたときに、以下の条件でトリガーされます。
player: このトリガーが実行されたプレイヤー
進捗トリガー「Allay_drop_item_on_block」が新しく追加されました。
player:このトリガーが実行されるプレイヤー
location: アイテムがドロップされたブロックの述語
item: 投下されたアイテムの述語
新しく追加されたタグ
以下のブロックタグが新しく追加されました。
[#dead_bush_may_place_on]: #sand、#terracotta、#dirt、mudが含まれます。
[#mangrove_logs_can_grow_through]: mud、muddy_mangrove_roots、mangrove_roots、mangrove_leaves、mangrove_log、mangrove_propaguleが含まれます。
以下のアイテムタグが新しく追加されました。
[#compasses]: compass、recovery_compassが含まれます。
以下のエンティティタグが新しく追加されました。
[#frog_food]: slime、magma_cubeが含まれます。
以下のゲームイベントタグを新しく追加しました。
[#shrieker_can_listen]: sculk_sensor_tendrils_clickingが含まれます。
以下の猫のバリエーションタグ(新タイプ)が新しく追加されました。
[#default_spawns]: tabby、black、red、siamese、british、calico、persia、ragdoll、white、jellie
[#full_moon_spawns]: #default_spawns、all_black
ウォーデンに関する仕様を一部変更
プレイヤーだけでなく、ぶつかってきた生きているモブ全てに怒るようになりました。
ワールド生成に関する変更
small_portal_statue、intact_horizontal_wall_stairs_upward、top_piece、bottom_piece および variant structuresは、既存の構造物と重複しているため削除されました。
以下の構造物が変更されました。
[city_center_2]のチェストの周りのブロックが少し変更され、そこで発生する振動が常に下のスカルクセンサーで検出されるようにしました。
[city_center_2]のチェストにある金のニンジンが金のリンゴに置き換えられました。
[bottom_1]にあるレッドストーンランプのために、欠けていたスカルクセンサーが追加されました。
[ice_box_1]の空色と青色のカーペットが灰色のカーペットに置き換えられました。
進捗に関る変更
進捗「冒険の時間」の達成に新しく追加されたバイオーム「マングローブの沼地」の発見が必須となりました。
トリガーのlocation、sleeping_in_bed、hero_of_the_village、voluntary_exileからフィールドのlocationが削除されました。
これにより、player.locationと全く同じように扱われるようになりました。
エンティティ形式に関る変更
ネコのエンティティ形式のCatTypeフィールドがvariantに置き換えられました。
受け入れ可能な値のタイプが数値から文字列IDに変更されました。
(例: 5 -> minecraft:calico)
プレディケートに関する変更
player、fishing_hook、lightning_bolt、catTypeフィールドが、「type_specific」に置き換えられました。
type_specificには、フィールドタイプ(player、fishing_hook、lightning_bolt、catのいずれか)を持ち、削除されたフィールドと同じフィールドがあります。
例
Before:
“lightning_bolt”: {
“blocks_set_on_fire”: 0
}
After:
“type_specific”: {
“type”: “lightning”,
“blocks_set_on_fire”: 0
catTypeは、新しい形式に一致するようにラップされ、テクスチャ名の代わりに新しいcat variant名を使用するようになりました。
Before:
“catType”: “minecraft:textures/entity/cat/british_shorthair.png”
After:
“type_specific”: {
“type”: “cat”,
“variant”: “minecraft:british”
}
新しいtype_specificオプション:
frogは、frog variant (minecraft:warm, minecraft:temperate or minecraft:cold)に一致するvariant fieldを持っています。
slimeは、スライムやマグマキューブに適用され、スライムのsizeに合わせたサイズフィールドを持ちます(最小は1)。
タグに関する変更
マングローブの沼地が
バイオームタグ「#allow_surface_slime_spawns、#has_close_water_fog、#has_structure/mineshaft、#has_structure/drozen_portal_swamp、#is_overworld、#spawns_warm_variant_frogs、#water_on_map_outlines」の一部になりました。
ブロックタグ「#unique_city_center_replaceable」が削除され、そのすべての内容がブロックタグ「#unique_city_replaceable」に統合されました。
ゲームイベントタグ「#warden_can_listen」の名前が#warden_events_can_listenに変更されました。
sculk_sensor_tendrils_clickingが削除されました。
#shrieker_can_listenが新しく追加されました。