今回はマインクラフト公式から配信されたver1.19用スナップショット(22w19a)の紹介をしていきたいと思います。
目次
22w19aの内容
スナップショット[22w19a]では、新しい2つのコマンドが追加された他、既存要素の仕様がいくつか変更されています。
新しく追加されたコマンド
コマンド「/locate poi」が新しく追加されました。
以下の構文でPOI(Point of Interest)を検索できます。
/locate poi <poi>
poi: [PoI]の名前空間ID、または[PoI]タグ。
コマンド「/place template」が新しく追加されました。
以下の構文で、テンプレートを任意の場所に配置できます。
/place template <template> [<pos>] [<rotation>] [<mirror>] [<integrity>] [<seed>]
ストラクチャーブロックのUIでロードボタンを使用する場合と同様に機能します。
template: ロードして配置するテンプレート(「ストラクチャーブロックファイル」)の名前空間ID。
pos: 生成時の起点となる座標。(省略した場合は~ ~ ~が使用されます)
rotation: 構造物の回転を指定する。(省略した場合はnoneが使用されます)
mirror: 構造物の反転を指定する。(省略された場合はnoneが使用されます)
integrity: 構造の完全性を0から1までの値で指定する。
seed: 完全性が1未満の場合にランダム化された崩壊に使用するシード値を指定する。
チャット
チャットプレビューを有効にすると、チャット編集ボックスの上にサーバー制御のプレビューが表示され、送信時にメッセージがどのように表示されるかを確認することができます。
サーバーは、絵文字やチャットカラーリングなどのスタイルを適用したメッセージをプレビューするために使用できます。
チャットプレビューは、送信前であっても入力されたチャットメッセージをサーバーに送信します。
サーバーは、リアルタイムでスタイル付きのプレビューを送り返します。
これにより、サーバーは、チャットを安全に署名しながら、動的なメッセージのスタイリングを適用することができます。
チャットプレビューを使用するサーバーに参加すると、クライアントに警告画面が表示され、チャット設定でグローバルに無効にすることができます。
動的なチャットスタイルはサーバー側で制御することもできますが、これはチャットプレビューが有効な場合にのみ署名されます。
クライアントは、チャット設定で「署名されたチャットのみ表示」を有効にすることで、常に署名されたオリジナルのメッセージを表示することを希望することができます。
チャット設定
チャット設定に新しい項目「Chat Preview」が追加されました。
チャットプレビューを有効にします。
デフォルトはオンです。
チャット設定に新しい項目「Only Show Signed Chat」が追加されました。
元の署名付きメッセージのみを表示できます。
デフォルトはオフです。
これに伴い、options.txtに「chatPreview」と「onlyShowSignedChat」が新しく追加されています。
Protocol
サーバーは、プレーヤーが接続した後に追加のアイコンとMOTDパケットも送信するようになりました。
これにより、「enable-status=false」を持つサーバーは、正常に接続したプレイヤーのアイコンとMOTDを設定できます。
server.properties
チャットプレビューを有効にするためのサーバプロパティ「previews-chat」が新しく追加されました。
デフォルトはfalseです。
また、このスナップショットのみ、一時的なサーバープロパティ「test-rainbow-chat」が追加されています。
新しく追加されたタグ
以下の「point_of_interest_type」タグが新しく追加されました。
#acquirable_job_site: [armorer][butcher][cartographer][cleric][farmer][fisherman] [fletcher][leatherworker][librarian][mason][shepherd][toolsmith][weaponsmith]
このタグのPOIは、職業を持たない村人が求める職業ブロックの場所を定義しています。
#bee_home: [beehive][bee_nest]
このタグのPOIは、ミツハチが帰る巣や養蜂箱の場所を定義します。
#village: [#acquirable_job_site][home][meeting]
このタグのPOIは、村に属する家や集会場の場所を定義します。
アイアンゴーレムとウォーデンに関する仕様を一部変更
アイアンゴーレムとウォーデンが、正しく” 個体ブロックの上 “にスポーンするようになりました。
コマンドフォーマット
/locateと/locatebiomeが、新しくなった「/locate 」コマンドに統合されました。
/locate -> /locate structure
/locatebiome -> /locate biome
Point of Interest types
「unemployed」と「point_of_interest_types」が削除されました。