今回は、マインクラフト公式から配信されたver1.20.3用スナップショット(23w44a)を一部抜粋して紹介していきたいと思います。
目次
23w44aで変更された要素
23w44aで5のコマンドフォーマットの仕様が一部変更されています。
コマンドフォーマットに関する変更
/tick
構文/tick stepの引数<time>が省略できるようになりました。
その場合のデフォルト値は1になります。
/return
常に関数の実行を終了して、戻り値を返すようになりました。
実行されたコマンドから有効な戻り値が得られない場合、コマンド/return runを含む関数は成功カウント 0、戻り値 0 で失敗します。
構文/return runは、以前は実行されたコマンドの戻り値のみを返り値として与えていたが、現在は実行されたコマンドの成功カウントも与えるようになりました。(以前は成功カウントは1に固定されていました)。
/execute store … run return run <コマンド>は、実行されたコマンドの戻り値を保存できるようになりました。
関数を失敗(成功ゼロ、戻り値ゼロ)させる構文/return failが追加されました。
/function
構文/function <functionタグ>を使用してコマンド/return runを含む関数を複数回実行しようとした場合は、関数の実行はすべての関数の中でコマンド/returnが最初に出現したところで停止します。
関数がコマンド/return runで実行される度に、その関数は戻り値を持つようになります。
例えば、/return run execute <文脈の分岐を生成するサブコマンド> run function <条件依存の戻り値を与える関数> は、常に最初の実行文脈の処理後に戻り値を与えます。
/execute (if|unless) function
実行された関数がすべて戻り値を持たなかった場合は、常に失敗する仕様になっていましたが、以下のように仕様が変更されました。
実行されたコマンドに returnが存在しない場合は、構文ifは失敗して、構文unlessが通過します。
各実行文脈において、呼び出された関数の最初の/returnが戻り値を与えられます。
データパックのバージョンを更新
データパックのバージョンが23に更新されました。
実験的要素で変更された内容
銅のドア/トラップドア、凝灰岩レンガ関連のテクスチャが変更されました。
また、模様入りの銅の仕様が一部変更されています。
銅のドアのブロック・アイテムのテクスチャを一部変更
銅のドアのブロック・アイテムのテクスチャが一部変更されました。
銅のトラップドアのブロック・アイテムのテクスチャを一部変更
銅のトラップドアのブロック・アイテムのテクスチャが一部変更されました。
凝灰岩レンガ関連のブロック・アイテムのテクスチャを一部変更
凝灰岩レンガ関連のブロック・アイテムのテクスチャが一部変更されました。
模様入りの銅の仕様一部変更
切り込み入りの銅を石切台で模様入りの銅にクラフトできるようになりました。