今回は、マインクラフト公式から配信されたver1.20.5用スナップショット(24w06a)を紹介していきたいと思います。
目次
24w06aで変更された内容
ホッパーの仕様を一部変更
完全な立方体のブロックが上にある場合は、アイテムを回収しようとしなくなりました。
また、パフォーマンスが改善されました。
アルマジロの仕様を一部変更
丸まったアルマジロが戻る前に顔を出して安全を確認するようになりました。
これに伴い、丸くなるサウンド、元に戻るサウンド、外を覗くアニメーションとサウンドが新しく追加されています。
オオカミの仕様を一部変更
飼いならされたオオカミの体力が、20(❤×10)から40(❤×20)に増加しました。
これに伴い、環境に由来したダメージを軽減する効果がなくなっています。
また、餌を与えた際の回復量が従来の2倍になりました。
設定に関する変更
言語設定に新しく項目「フォント設定」が追加され
その中に「ジャパニーズグリフバリアント」が新しく追加されました。
また、「Unicode フォントを強制する」は「フォント設定」内に移動されています。
オンに設定すると、日本語用の字形に対応したフォントがデフォルトで使用されるようになります。
なお、日本語を使用している環境の場合は、デフォルトでオンになっています。
ステータス効果の仕様を一部変更
エフェクトの効果レベルの範囲が、0~127から再び0~255に変更されました。
一部のエフェクトの、効果レベルが127を超えた際の以前の動作は、以下の新しい属性に置き換えられています。
generic.gravity – エンティティの重力加速度を決定します。
加速度は<gravity> blocks/tick^2になります。
generic.safe_fall_distance – エンティティが落下してもダメージを受けない最大高度を決定します。
generic.fall_damage_multiplier – 落下ダメージの倍率を決定します。
horse.jump_strength が generic.jump_strength に改名され、すべてのエンティティに適用されます。
player.block_break_speed – ブロックが壊れるスピードの倍率を決定します。
player.block_break_speed – ブロックが壊れるスピードの倍率を決定します。
Regionファイルフォーマットに関する変更
すべてのブロックの位置が、X、Y、Zマップの代わりに3整数の配列として保存されるようになりました。
エンティティのフォーマットに関する変更
以下のエンティティおよびブロック・エンティティのタグ名が変更されました。
ミツバチ: FlowerPos・HivePos → flower_pos・hive_pos
ミツバチの巣: FlowerPos → flower_pos
エンドクリスタル:BeamTarget → beam_target
リードで引っ張れるエンティティ: Leash → leash
襲撃中のMob: PatrolTarget → patrol_target
エンドゲートウェイ: ExitPortal → exit_portal
行商人: WanderTarget → wander_target
関数に関する変更
マクロを含む関数内のコマンドの最大文字数が200万文字に制限されました。
タグに関する変更
ブロックタグ「blocks_wind_charge_explosions」が新しく追加されました。
ウィンドチャージの爆発の影響を受けないブロックに使用されます。
フォントのカスタマイズ
現在のフォント設定に従って、フォント設定ファイルの各書体ドナーを有効または無効にできるようになりました。
この機能を使用するには、設定したい字形供与子上にfilterを追加します。
filterの下層は <configuration>を指定します。
このキーの名前は、関連付けたい設定項目に応じた名前を指定します。
「Unicodeフォントに強制」には「uniform」、「日本語スクリプト」には「jp」が使用されます。
このタグの値はtrueかfalseが使用できます。
trueの場合は指定された設定がonのときに、falseの場合は設定がoffのときに字形供与子が使用されます。
サーバーに関する変更
バニラのデータパックを部分的に再利用することで、ログイン時にサーバーからレイヤーで味わうデータ量が削減されました。
JFR
各チャンクの読み込み(minecraft.ChunkRegionRead)と
書き込み(minecraft.ChunkRegionWrite)の JFR イベントが追加されました。
実験的機能の追加内容
ウィンドチャージ
ブリーズを倒すと、新しいアイテム、ウィンドチャージを4個から6個ドロップするようになりました。
使用すると、ブリーズと同じように、ウィンドチャージを放つことができます。
一度使用すると、次に使用するまで、0.5秒のクールダウンが必要です。
ウィンドチャージは、ブリーズと同様に、エンティティにダメージを与えることができます。
また、プレイヤーが使用するウィンドチャージは、ブリーズよりもノックバックが10%高いですが、発生する風の範囲はブリーズよりも狭いです。
プレイヤーが、自分で放ったウィンドチャージにノックバックされて受ける落下ダメージは、爆風を受けた高さから計算されるためこれを利用して落下ダメージを軽減することができます。
ウィンドチャージは、ディスペンサーから発射することができます。
実験的機能の変更内容
宝物庫のテクスチャを変更
宝物庫のテクスチャが、トライアルスポナーと区別するために微調整されました。