今回はマインクラフト公式から配信されたver1.20用スナップショット(23w17a)の紹介をしていきたいと思います。
目次
23w17aの内容
23w17aで、新しいレコードと7つの進捗が追加された他、既存要素の仕様が複数変更されています。
新しく追加されたレコード
Aaron Cherofのレコード「Relic」が新しく追加されました。
Trail ruinsの怪しい砂利から、1/12の確率で発掘することができます。
レコードの再生時にレベル14のレッドストーン信号が発生します。
新しく追加された進捗
以下の新しい進捗が7つ追加されました。
Smells interesting – スニッファーの卵を入手する
Little sniffs – 子供のスニッファーに餌を与える
Planting the past – スニッファーが見つけた種を植える
Crafting a new look – ブラシを使用して怪しげなブロックから「壺の欠片」を入手する
Smithing with style – 4つの「壺の欠片」で飾り壺をクラフトする
Respecting the remnants – 鍛冶台で防具装飾する
Careful restoration – 尖塔風の装飾・ブタの鼻風の装飾・あばら模様・監獄風・静寂・ヴィックス風・潮流風・潮流風の防具装飾を1回以上する
フォントに追加された新しい要素
ユニヘックス・グリフプロバイダ「unihex」が新しく追加されました。
UnifontのHEXファイルを読み込むための新しいグリフプロバイダです。
HEXフォーマットは、フォントの字形をビットマップで記述しています。
すべての文字の高さは16ピクセルです。
文字の幅は 値を8、16、24、32 ピクセルにすることができます。
各行は : で区切られた 2 つの 16 進数で構成されています。
最初の値はコードポイントを表しており、4、5、6桁の16進数でなければなりません。
2番目の値は、グリフをビットの流れとして、一行ずつ記述します。
描画時には、グリフの左右にある空の列は削除されます。
カスタムグリフの幅は、size_overridesで設定できます。
このプロバイダは2つのプロパティを必要とします。
hex_file:*.hex ファイルを含む ZIP アーカイブへのパス (アーカイブ内の異なる拡張子のファイルは無視されます)
size_overrides: 自動検出された異なる幅を持つコードポイントの範囲のリスト
以下のフィールドを持ちます。
from、to: コードポイントの範囲の開始点と終了点
left、right : 範囲内のグリフの最左列と最右列の位置を表す整数値
この範囲外の列のビットはすべて破棄されます。
グリフプロバイダ「reference」が新しく追加しました。
新しいグリフプロバイダは、他のフォントのプロバイダを含めるために使用できます。
プロバイダは、どれだけ含まれていても必ず一度だけ読み込まれます。
プロバイダは1つのフィールドIDを持ち、現在読み込まれているものに含まれる他のフォントを記述しています。
Inclusion(含める)は、すべてのフォントが読み込まれた後に実行されるため、すべてのデータパックに定義されているフォントのすべてのプロバイダが含まれることになります。
音楽
Aaron Cherof氏の作曲による4つの音楽が新しく追加されました。
「A Familiar Room」– サバイバルモードの全てのバイオームと、メニュー画面で曲が再生されます。
「Bromeliad」– 竹林・桜の林・花の森・森林、ジャングル・まばらなジャングルと、メニュー画面で曲が再生されます。
「Crescent Dunes」– 砂漠・各種荒野と、メニュー画面で曲が再生されます。
「Echo in the Wind」– 桜の林・花の森・繁茂した洞窟・各種荒野と、メニュー画面で曲が再生されます。
スカルクセンサー(調律されたスカルクセンサー)に関する仕様を一部変更
スカルクセンサーと調律されたスカルクセンサーは、「信号オフ」「信号オン」「クールダウン」の3つの状態を持つようになりました。
デフォルトは「信号オフ」です。
この状態は、ブロックが振動を検知するまで持続します。
この状態のスカルクセンサーは、予定された周囲の振動を検知することができます。
振動を検知すると「信号オン」の状態になります。
この状態は、スカルクセンサーが1.5秒、調律されたスカルクセンサーが0.5秒持続します。
この状態は、スカルクセンサー(調律されたスカルクセンサー)が周囲の振動を検知するのを停止してレッドストーン信号と光を放ちます。
「信号オン」の状態が終了すると、「クールダウン」の状態に切り替わります。
この状態は、スカルクセンサーと調律されたスカルクセンサーのどちらも0.5秒持続します。
この状態のスカルクセンサーは、触角を動かし続けますが、レッドストーン信号と光を発しません。
このフェーズが終了するとスカルクセンサー(調律されたスカルクセンサー)は、「信号オフ」の状態に切り替わります。
以前の「信号オン」の状態は、スカルクセンサーが2秒、調律されたスカルクセンサーが1秒で、「クールダウン」の時間がどちらも1テックでした。
これらの状態のタイミングを調整することで、信号を受信した装置が自分のスカルクセンサーを再び起動することが少なくなりました。
飾り壺の仕様を一部変更
クラフトに使用する描かれた壺の欠片の名称がツールチップに表示されるようになりました。
クレジットの更新
クレジットが更新されました。
また、↑キーを押すことで上にスクロールすることができるようになりました。
デバック画面に関する変更
フォントのテクスチャが、ダイナミックテクスチャの出力(F3 + S)に含まれるようになりました。
新しく追加されたルートテーブル
以下のルートテーブルが新しく追加されました。
sniffer_digging:「torchflower_seed」「pitcher_pod」が含まれます。
新しく追加されたタグ
以下のアイテムタグが新しく追加されました。
#decorated_pot_ingredients:「brick」「#decorated_pot_sherds」が含まれます。
音楽に関する変更
以下の既存楽曲の再生可能な場所が変更されました。
「Aerie」「Firebugs」「Labyrinthine 」が、メニュー画面で再生されなくなった代わりに、ジャングル系バイオームで再生されるようになりました。
リソースパックに関する変更
リソースパックのバージョンがフォントとクレジットの更新により、15になりました。
グリフプロバイダ「legacy_unicode」が削除されました。
uniformフォントで使用されていたビットマップが削除されました。
uniformフォントは、Unifont 15.0.01を使用するよう更新されました。
これにより、複数の文字の形が変わり、また新しい文字のサポートが追加されました。
結合文字に点線丸が表示されなくなりました。
credits.jsonで、タイトルの上に、disciplineと呼ばれる2番目のレベルのエントリーの構成が追加されました。
タグに関する変更
アイテムタグ「decorated_pot_sherds」からレンガが削除されました。
アイテムタグ「music_discs」にmusic_disc_relicが新しく追加されました。
技術的な変更
ライトエンジンのパフォーマンスが向上しました。