次期アップデート用の新しいスナップショット(18w10c・18w10d)が、マインクラフト公式から公開されたので紹介していきたいと思います。
目次
水に関する仕様変更
今回のスナップショットで大幅に水とブロックの仕様が変更されました。
一部ブロックに水を設置することが可能に
階段、ハーフブロックなど一部のブロックに水を設置できるようになりました。
水を設置できるブロック |
階段 |
ハーフブロック |
フェンス |
ガラスの板 |
丸石の壁 |
鉄格子 |
チェスト |
木のトラップドア |
看板 |
はしご |
※水を設置できるブロックは今後さらに増える予定です。
水バケツを持って階段ブロックにカーソルを合わせながら右クリックすると
水を直接階段ブロックに設置することができます。
また、ガラス板のように棒状のブロックにも水を隙間なく設置できます。
全てのブロックにNBTタグ[waterlogged]の有無が表示される
水を設置した階段ブロックにカーソルを合わせながらF3を押してデバック画面を開きます。
すると画面右下に「waterlogged:true」と表示されます。
waterloggedがtrueの場合は階段ブロックが水源として動作していることになります。
そのため、水源となった階段ブロックを壊すと水も全て無くなります。
逆に水を設置していない階段ブロックのwaterloggedをデバッグ画面で確認してみると
当然普通のブロックとして動作しているので「waterlogged:false」と表示されます。
水を設置したブロックで農作物を育てる
水を設置した階段ブロックは水源として動作しているので農作物を育てることができます。
柵と水の関係性
画像のように柵の中に水を入れても、挙動は今までと何も変わりません。
しかし、今回から柵に水を設置することができるので、〇にカーソルを合わせて右クリックすると・・・
柵と水の隙間を埋めることができます。
ここでポイントなのが、柵の内側半マス分だけを水ブロックと認識することはできないと言うことです。
そのため柵の外側半マスも水ブロックとして認識するので水は貫通して外に流れ出します。
これで『水を通さないけど通す』という矛盾を上手く解消しています。
ピストンで水源を動かす
通常の水源は動かすことができませんが、水源となったブロックならピストンで動かすことができます。
まずは階段ブロックなど水源になるブロックをピストンの手前に設置して、水源ブロックにします。
次にレバーONして押し出すことで水源を動かすことが可能になります。
今後、この仕組みは数多くのレッドストーン装置で活用されそうです。
スペースを満たした水を水ブロックとしてカウントする
スペースを水で満たせば水ブロックとしてカウントされるので、たとえハーフブロックの上でも泳ぐことができます。
waterloggedがtrueになるブロックを水中に設置する
階段ブロックと鉄格子をそれぞれ水に設置してみると、左の階段ブロックは水で満たされますが右の鉄格子は空気が入ってしまいます。
この鉄格子のように水に設置した場合、空気が入りwaterloggedがfalseになるブロックがあります。
しかし、これらのブロックは水を設置してブロックを水で満たすことができるので、すぐにtrueに変えることができます。
さらに鉄格子から空のバケツで水を取り除き元に戻すこともできます。
最初から水で満たされていた階段ブロックからも水を取り除くことができます。
水で満たされるブロック | 空気が入るブロック |
階段 | ガラスの板 |
ハーフブロック | 鉄格子 |
木の柵 | 丸石の壁 |
チェスト | フェンス |
ー | トラップドア |
ー | はしご |
ー | 看板 |
その他の追加要素・仕様変更
水とブロックの仕様変更以外にも細かい追加要素や仕様変更があります。
海底に自然生成されるようになったサンゴ
海底の暖かい海にサンゴが自然生成されるようになりました。
敵対Mobファントムの仕様変更
ファントムはアンテッドに分類されたので、日光ダメージを受けるようになり
治癒のポーションでダメージを与えることができるようになりました。
シュルカーボックスの追加要素
まず色付きシュルカーボックスを手に持ちます。
次に水が入った大釜にカーソルを合わせて
右クリックするとシュルカーボックスの色を元に戻すことができます。
まとめ
2017年に開催されたMineCon Earthで発表されたUpdate Aquaticで水が全てのブロックを通過するようになることが判明しました。
この発表により、レッドストーン装置の大部分が使えなくなるのでは・・・とユーザーから不安の声が多数上がっていました。
しかし、今回公開された水とブロックの新システムは『今までのようにブロックは水を通さないけれど、ブロックに水を設置することで水を通すことができるようになる』という、ユーザーの声を取り入れつつ、当初の構想を実現させた素晴らしいシステムになっています。
これで水を使ったレッドストーン装置を今まで通りに使える上に、新しいシステムで水中建築も自由にできるようになります。
以上むらっちゃでした。