今回はマインクラフト公式から配信されたver1.18用スナップショット(21w38a)の紹介をしていきたいと思います。
目次
スナップショット(21w38a)の内容
スナップショット21w38aでは、ビデオ設定に新しいオプション項目が追加された他、既存要素の仕様がいくつか変更されています。
鉱石に関する変更
銅鉱石がY=95まで生成されるようになり、生成される量も増えました。
ラピスラズリ鉱石が、他の鉱石と同じように分散するのではなく、塊を形成するようになりました。
ダッシュに関する変更
ブロックに衝突すると停止されていた 「ダッシュ状態」が、ブロックとの衝突角度が非常に小さい場合に限り、「ダッシュ状態」を維持できるようになりました。
ただし、衝突角度が大きい場合は以前のようにダッシュを停止します。
ビデオ設定に新しい項目を追加
ビデオ設定に「シミュレーション距離」が新しく追加されました。
少ないCPU負荷で描画距離をより高くすることが可能になります。
また、エンティティはシミュレーション距離外で更新されません。
新しい字幕を追加
ハサミで刈り取る音の字幕が新しく追加されました。
「server.properties」に新しい項目を追加
新しいプロパティ「simulation-distance」が新しく追加されました。
診断追跡機能を再導入
2018年まで “Minecraft Java Edition” で提供されいた「diagnostic tracking」機能が再導入されました。
「diagnostic tracking」機能は、ワールドのロードイベントでのみ実装され、シングルプレイでのワールドのロード時、またはマルチプレイでサーバーに接続した際に送信されます。
送信される情報
●ランチャーの識別子
●ユーザー識別子(XUID
●クライアントのセッションID(再起動時に変更)
●ワールドのセッションID(ワールドのロード時に変更されます)
●ゲームバージョン
●オペレーティングシステムの名称とバージョン
●Javaランタイムのバージョン
●クライアントまたはサーバーが改造されているかどうか(クラッシュログと同じ情報です)
●サーバーの種類(シングルプレイヤー、Realms、その他)
●ゲームモード
バックグラウンドスレッドの最大量が増加
バックグラウンドタスクは、ワールド生成を含むさまざまなバックグラウンドのスレッドプールで実行されます。
スレッドプールの大きさは、CPUのスレッド数から1を引いた値になります。
21w38aでは、実行できる最大スレッド数がこれまでの上限だった7から255に引き上げられました。
これにより、ハイエンドマシンでのワールド生成のパフォーマンスが向上します。
この上限値はJavaシステムプロパティのmax.bg.threadsによって上書きすることができ、1台のマシンで複数のサーバーを実行する場合などに使用できます。