今回はチェストに入れたアイテムを自動で仕分けてくれる『アイテム自動仕分け装置』の作り方を解説していきたいと思います。
必要なアイテム | |
チェスト(大)[ラージチェスト] | ×4 |
トラップチェスト(大)[ラージチェスト] | ×3 |
ホッパー | ×22 |
レッドストーン | ×13 +5(統合版) |
レッドストーンたいまつ[トーチ] | ×9 |
反復装置[リピーター] | ×7 +1(統合版) |
比較装置[コンパレーター] | ×7 |
ドロッパー | ×3 |
階段 | ×7 |
厚板[ハーフブロック] | ×6 |
任意のブロック | ×100~110 |
額縁 | ×6 |
標識[看板] | ×1 |
目次
- 1 『アイテム自動仕分け装置』の作り方
- 1.1 チェスト・トラップチェストを交互に設置する
- 1.2 ブロックで外枠を作成する
- 1.3 チェストの上(中段)に階段を設置する
- 1.4 アイテムを仕分けるための回路Aを作成する
- 1.5 アイテムを回路Aに送るための回路Bを作成する(Java/CS版)
- 1.6 アイテムを回路Aに送るための回路Bを作成する(統合版)
- 1.7 チェストの上に階段とブロックを設置して見た目を整える
- 1.8 ドロッパーからアイテムを各チェストに送るためのホッパーを設置する
- 1.9 中段のホッパーにアイテムを22個入れる
- 1.10 中段のホッパーにアイテムを22個入れる理由
- 1.11 アイテムがきちんと指定のチェストに送られるか確認する
- 1.12 アイテム仕分け装置を完成させる
- 2 まとめ
『アイテム自動仕分け装置』の作り方
チェスト・トラップチェストを交互に設置する
まず最初にチェスト(大)とトラップチェスト(大)を3個ずつ、計6個を交互に設置します。
ブロックで外枠を作成する
画像のように、ブロックを縦3・横8でチェストを囲うように設置します。
(チェストの上(中段)は空けておく)
チェストの上(中段)に階段を設置する
チェストの上に普通のブロックを設置するとチェストが開かなくなるので、開閉に影響しない階段・厚板・ガラスブロックのいずれかで対処する必要があります。
後ろに周り、外枠の〇にカーソルを合わせて階段を画像と同じ向きで設置します。
(①②の画像参照)
同じ要領ですべてのチェストの上に階段を設置してください。(③の画像参照)
今回のように階段を画像の向きで設置すると、前から見たときに普通のブロックのように見えるのでおすすめです。
アイテムを仕分けるための回路Aを作成する
ここから、アイテムを仕分けるための回路Aを作成していきます。
回路を設置するためのスペースを作成する
チェストのすぐ後ろ縦1・横6と、そこから1マス空けた縦2・横6を1段掘り下げてください。
反復装置とRSたいまつを設置する
さきほど縦2・横6で掘り下げたスペースに、ブロックを画像の位置に6個設置します。
次にブロックの前の空いた1列に反復装置を↑の向きで6個設置して
チェスト側から、最初に掘り下げた1列のスペースの反復装置側の壁にRSたいまつを6個付けます。
チェストにホッパーを接続する
画像のように、チェストの後ろの〇にカーソルを合わせて、しゃがみながらホッパーを接続します。
同じ要領で残りのチェストの後ろにホッパーを接続してください。
最後に反復装置・RSたいまつの上をブロックで塞ぎます。
比較装置を設置する
ホッパーの後ろに↓の向きで比較装置を横に6個設置します。
厚板を設置してホッパーを厚板に接続する
階段の〇にカーソルを合わせて厚板を6個設置します。(①②の画像参照)
続けて同じように、厚板に接続する形でホッパーを6個設置してください。(③の画像参照)
レッドストーンを設置して回路を完成させる
最後にレッドストーンを比較装置の前に12個設置して回路Aの完成です。
アイテムを回路Aに送るための回路Bを作成する(Java/CS版)
ここからは、回路A(仕分け用)にアイテムを送るための回路Bを作成していきます。
回路Bを設置するためのスペースを作成する
外枠のすぐ隣を縦1・横6で2掘り下げます。
比較装置・反復装置・レッドストーン・RSたいまつを設置する
まず、左から3マス目の位置にブロックを1個設置します。(①の画像参照)
次にそのブロックの上に比較装置を←の向きで、その左下に反復装置を→の向きで設置してください。(②の画像参照)
最後に比較装置の右側面にRSたいまつを、反復装置に左横にレッドストーンを設置します。(③の画像参照)
ブロックを設置して側面にRSたいまつを設置する
反復装置の上にブロック(しゃがみながら)を設置して、ブロックの左側面にRSたいまつを付けます。(①の画像参照)
次にRSたいまつの上にブロックを設置して、ブロックの右側面にRSたいまつを付けます。
(②の画像参照)
同じようにRSたいまつの上にブロックを、その右側面にRSたいまつを付けてください。
(③の画像参照)
ドロッパーを縦に3個設置する
比較装置の右側面に設置したRSたいまつの上にカーソルを合わせて、ドロッパーの出口が上を向くように設置します。(①②の画像参照)
続けてドロッパーの上に乗り、下のドロッパーにカーソルを合わせて“しゃがみジャンプ”をしながらドロッパーを上に2個積み上げます。(③の画像参照)
ドロッパーにホッパーを接続して上にチェストを設置する
一番下のドロッパーにホッパーAを接続、ホッパーAにホッパーBを接続します。
最後に“ホッパーAB“の上にチェストを2個設置して回路Bの完成です。
もし回路Bの解説が分かりづらい場合は、上の画像を参考に回路Bを作成してください。
アイテムを回路Aに送るための回路Bを作成する(統合版)
まず最初に正面の外壁の左端にブロック3個を1列追加して
そのままま後ろに回り、回路Aの右側の画像の位置を“L字型”で1段掘り下げます。
次にドロッパー3個を画像の位置にすべて上向きで設置
一番下のドロッパーにアイテムが送られるようにホッパーを2個設置して
ホッパー2個の上にチェストをそれぞれ設置してチェスト(大)にしてください。
最後に1段掘り下げたスペースに「クロック回路」を画像のように設置して“統合版に対応した回路B“の完成です。
チェストの上に階段とブロックを設置して見た目を整える
チェストの上の外枠の〇にカーソルを合わせて階段を
その上にブロックを設置します。
前から見て、画像のようになっていればOKです。
ドロッパーからアイテムを各チェストに送るためのホッパーを設置する
左端のホッパ―の横にブロックを設置して、このブロックに接続する形でホッパー8個をドロッパーの上まで設置していきます。
中段のホッパーにアイテムを22個入れる
“中段のホッパー”すべてに仕分けたいアイテムを22個セットします。
“中段のホッパー”(一番右側)の〇にカーソルを合わせてホッパーを開きます。
中の5スロットに仕分けたいアイテムをセットします。
アイテムをセットする方法はAとBの2パターンあるので好きな方でセットしてください。
Aパターン | 5スロットに仕分けしたいアイテムを22個セットする |
Bパターン | 1スロットに仕分けるアイテムを1個、残りの4スロットには装置に入れない適当なアイテムを21個セットする |
丸石や木材など大量に入手できるブロックは、22個セットしても特にもったいなくないのでAパターンを利用します。
鉱石など貴重なアイテムを仕分ける場合は、Aパターンを利用すると21個無駄になってしまうので、セットするアイテムを1個に節約できるBパターンがおすすめです。
アイテムをセットする際の注意点
道具・武器・防具・ポーションのような1スタック1個のアイテムは仕分けできません。
また、卵のような1スタック16個のアイテムも仕分けることはできません。
仕分けられるのは1スタック64個のアイテムのみです。
中段のホッパーにアイテムを22個入れる理由
ホッパーは、中にアイテムが22個あると1ブロック分の信号を外に出し、23個になると2ブロック分の信号を外に出します。
中段のホッパーは、最初に作成した回路AのRSたいまつによってロックされています。
回路Aに動力を伝えるには2ブロック分の信号が必要なので、アイテムを22個入れてもロックは解除されるませんが、23個目のアイテムがホッパーに入ると2ブロック分の信号が出るので、回路Aに動力が伝わりRSたいまつがオフになります。
これによりホッパーのロックが解除され、アイテムは下段のホッパーを通りチェスへと運ばれます。
ただ、最初からホッパーに22個のアイテムを入れていなくても、5つのスロットすべてに最低限アイテムが入っていれば、ホッパー側が後から送られてくるアイテムで22個に調整します。
アイテムがきちんと指定のチェストに送られるか確認する
さきほど一番左のチェストに鉄インゴットを指定したので、きちんと指定のチェストに鉄インゴットが送られるかテストします。
送り側のチェストに鉄インゴットを7個入れると、6個の鉄インゴットが指定のチェストに送られました。
このように、アイテムが1個少なく送られるのはこの装置の仕様です。
最後のアイテムが中段のホッパーを通過した直後に動力がストップしてしまうので、どうしても下段のホッパーにアイテムが1個残ってしまいますが、下段のホッパーに残ったアイテムは、新しくアイテムが送られてくるたびに入れ替わるので詰まる心配はありません。
正常に動作することを確認できたら、中段のホッパーすべてに仕分けたいアイテムをセットしましょう。
アイテム仕分け装置を完成させる
それぞれのチェストに仕分けるアイテムを指定したら、アイテム付き額縁を分かりやすいようにチェストの上に設置します。
送り側のチェストの標識(IN)は別になくても構いません。
最後に、装置の周りに外壁(任意のブロック)を設置してアイテム仕分け装置の完成です。
まとめ
今回紹介した『アイテム自動仕分け装置』は、対象のアイテムを同時に複数入れても自動でそれぞれのチェストに振り分けてくれるので、アイテムの整理整頓が簡単にできます。
ただ、ホッパーや反復装置、比較装置を大量に使用するので、サバイバルで作成するには鉄インゴットやレッドストーンを入手するために洞窟での採掘をかなり頑張る必要があります。
また、装置の構造も他のレッドストーン装置よりも複雑なので、初心者の方はサバイバルで作る前にまず一度クリエイティブで練習するといいかもしれません。
以上むらっちゃでした。