今回は、マインクラフト公式から配信されたver1.20.5用スナップショット(24w04a)を紹介していきたいと思います。
目次
24w04で追加された内容
新しく追加されたコマンド
コマンド「/transfer」が新しく追加されました。
プレイヤーを別のサーバーに転送する機能で、専用サーバーでのみ利用可能です。
構文: transfer <ホスト名> [<port>] [<player>]]
ホスト名: 接続先サーバーのホスト名を文字列として指定します。
Port: 接続するサーバーのポート番号を整数として指定します。省略された場合、25565が使用されます。※省略可能です。
Player: 転送するプレイヤーを指定します。省略された場合、@s(実行したプレイヤー)が使用されます。
regionファイルの圧縮アルゴリズムに新しいプロパティを追加
専用サーバーでregionファイルの圧縮アルゴリズムの設定プロパティ「region-file-compression」が新しく追加されました。
2つの可能な値を持つようになりました:
deflate: デフォルトのオプションです。古いアルゴリズムを使用します。
lz4: LZ4アルゴリズムを使用します。圧縮および解凍に必要なCPU時間は短くなくなりますが、ディスクスペースをより多く使用します。
※圧縮アルゴリズムを変更してもワールドは自動的に再圧縮されません。
新しいく更新されたチャンクは、新しく設定されたアルゴリズムを使用しますが、古いものは前の形式のままとなります。
ワールドの最適化
シングルプレイのワールドを最適化する場合や、「forceUpgrade」を有効にして専用サーバーを実行する場に「entities/poi」ディレクトリも更新されるようになりました。
また、専用サーバー向けに新しいスタートアップパラメータ「recreateRegionFiles」が追加されました。
これは、forceUpgradeと同じ最適化を行いますが、更新されているかどうかに関係なくすべてのチャンクを書き換えます。この書き換えにより、新しい断片化されていないregionファイルが作成されます。
「region-file-compression」パラメータを変更した後に使用すると、新しい形式ですべてのregionファイルを再圧縮します。
デバック画面の追加された要素
F3+2で画面右下に表示される、棒グラフが新しくなりました。
以前は、1ティックあたりの所要時間だけが棒グラフで表示されていましたが、合計所要時間の内訳を表示する、積み上げグラフが新しく追加されています。
最下部の濃い赤色は、メインプロセスに費やされる時間を示しています。従来のグラフでは、これのみが表示されていました。
薄い茶色は、スケジュールされた処理に費やされる時間を示します。
紫色は、その他のプロセスに費やされる時間を示します。
最上部の黄緑色(遅延の程度に応じて黄色または赤色になることがあります)は、次のティックを待つ時間を示しています。
グラフの上部に表示される最小値、平均値、最大値は、待機時間を除いた時間のそれぞれの最小値、平均値、最大値を示しています。
24w04で変更された内容
宝の地図に関する変更
埋もれた宝の探索時間が短縮されました。
アルマジロの仕様を一部変更
アルマジロが攻撃されると逃げるのではなく「丸まる 」ようになりました。
メニュー画面に関する変更
メニュー画面内の「設定項目」の「チートの許可」の表記が「コマンドの許可」に変更されました。
実験的機能の追加内容
新しく追加されたタグ
以下のエンティティタイプタグ「#no_anger_from_wind_charge」が新しく追加されました。
[breeze][skeleton][stray][zombie][husk][spider][cave_spider ][slime]が含まれます。
このタグに含まれるエンティティはブリーズの「Wind Charge」を受けても敵対しません。
実験的機能の変更内容
銅の格子に関する変更
石切台で、銅ブロックから銅の格子が4個作成できるようになりました。
ブリーズに関する変更
ブリーズがアイアンゴーレムに敵するようになりました。
また、スケルトン、ストレイ、ゾンビ、ハスク、クモ、洞窟グモ、スライムから攻撃を受けても敵対しなくなりました。
これにより、上記のMobもブリーズからから攻撃を受けても敵対しません。
トライアルスポナーに関する変更
「custom_spawn_rules」フィールドを無視しなくなりました。